なぜ学名はラテン語なのか?

SCIENTIFIC NAMES CHART
SCIENTIFIC NAMES CHART / Lauren Manning

そういえばウミウシの学名って何語?
ラテン語ってことはわかったけど何故?
と思ったので、調べてみました。

結論、現在ラテン語は「誰も使っていない言語だから」ということに。
そういうことにしておきます。


ウミウシに限らず生物には和名と学名がある。

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例えば、このウミウシの和名は「コールマンウミウシ」学名は「Chromodoris colemani」。
日本での名前と世界共通の名前がある。

そもそもラテン語って何?

元々は古代ローマ共和国の公用語として広く普及した古代言語である。
現在もラテン語はバチカンの公用語であるものの、日常ではほとんど使われなくなったといえる。
▼ラテン語 – Wikipedia

つまりは、ほとんど使われなくなった古代言語。
日常的には使われていない言葉なわけですな。

学名がラテン語である意味とは

▼花研コーヒーブレイク » 2014 » 5月 » 07
▼なぜ生物の学名にラテン語が使われるのか? – 見聞読考録

参考になったのは上記の記事。

“誰も使っていないから、誰にとっても公平な言語である”から、また使用されている言語と違い、(ほぼ)死語であることから“今後意味や用法が変わることがない”から

さらには「学名にラテン語は必要だとされる8つの理由」も書いてあります。

1. 口語として死んでいるので,特定の言語圏に特に有利な点を与えない公平な表現
2. 文法が整備されているので誤解を招かない
3. 形容詞・副詞が豊富で記載に有利
4. 独立奮格という他語にない文章構成が可能(植物の場合学名だけでなくdiagnosisもラテン語をつけることになっている.この場合のdiagnosisはこの独立奮格を用いるケースがほとんどである)
5. 造語が簡単で、全ての原語をラテン語化できる
例:Benzaitenia enoshimensis 江ノ島の弁財天の下の海岸でとれた海藻につけられた名前
6. 近代学問が発展したヨーロッパではラテン語派生が多く、利便性がある( 1.と矛盾するが!)
7. 命名規約をそのままにして、いかなる言語でも新分類群の記載につかえるようにすると、追跡研究する時にはそれらの言語全てを理解しなければならなくなる
8. 他の言語に書き換えるには、相当な労力がかかる

ひとまずのところ”公平”であり”半永久”であるからラテン語を使うらしい

そういうことにしておこう。
ラテン語の辞書があればウミウシにたいして「どういった由来で名付けられたのか」がわかりそうですねこれ。

▼ラテン語辞書 – wordbook

こんなの見つけましたがいまいち精度が悪そうです。まぁ試してみてください。
和名と学名の由来の誤差を調べてみたいですね。
誰かラテン語の辞書買ってください。

きょうのおすそわけでした!

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