「独立するなら最低500万?」石垣島でダイビングショップを開くために必要な費用を考えてみた

Divingshop kaigyou ishigaki

ハイサイ。しんやりょう@umiushimeshiです。

独立します!

はい。嘘です。調子のりました。すみません。

ちょうど先輩が「独立するわ」といって独立開店準備中。
ダイビングの仕事をするのであれば、誰でも独立を一度は考えるのではないでしょうか?

石垣島でダイビングショップを開くために必要な資金について考えてみることにしました。


石垣島でダイビングショップを開く

ダイビングショップを開いて独立するとなると、めちゃいろんなものが必要になってきます。

石垣島のダイビングショップで良くある
夫婦経営もしくはオーナー+スタッフ1,2名の小さなショップ
を想定して考えてみます。

ダイブショップ/自分が住む場所

まずはダイビングショップと自宅を一緒にするのか、別にするのかという問題がでてきます。
それぞれのメリットデメリットについても考えてみます。

[ショップ兼自宅]
  • 土地や家賃代を2重に払わなくて良い
  • 自宅がお店なのでアクセスに時間がかからない
  • 何かあってもすぐに対応できる(台風とか)
[ショップと自宅は別]
  • 土地代や家賃が2重にかかる
  • 仕事とプライベートを分けられる
  • それぞれの管理が大変

やはり一番は資金面とどういうスタイルのお店にしたいのか。
民宿などダイブリゾート兼、ショップとする方法もあります。

自宅とショップを同じにする場合は、土地買って家買ってショップ建てて、という1か所で全てやってしまう方法。

別々なら、ショップは主に器材を洗ってログ付けや支払いをするだけの小さい賃貸オフィス(1階)を構えて、自宅も賃貸であれば、
意外とコストをおさえられるかもしれません。

レンタルがほとんど必要ないコアなファンダイバー向けのお店であれば、この方法が向いてますね。
体験ダイビングやスノーケル、ビギナーが多い店はレンタル器材だけで相当なスペースを必要としますから。

賃貸で自宅とショップで家賃合計月15万だとしたら、年間180万。やばw

土地代、ダイブショップ/家の購入(賃貸)代金は必ずかかりますね。
数百万〜数千万レベル。

ぼくはこれだけで「無理!絶対独立無理!」と思っちゃいます。
独立する気がないインストラクターは別の方法を考えておかないと大変なことになります。

抜け道としては、複数人のオーナーで店や船をシェアする、のれん分けしてもらうなど、
シェアできるものは徹底的にシェアする。という方法。

石垣島はショップが潰れてできてと競争も激しい。
閉店したショップのものを買い取るのは1つの策ですね。

船を買うのか乗り合いなのか

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石垣島は99%ボートダイブが主体です。
ビーチダイブは滅多にしません。

船は絶対必要になります。
中古艇で知り合いから譲ってもらっても100~200万は余裕でするんじゃないでしょうか。
そこからメンテナンスしてってなると・・・

船買うだけじゃダメ。
船を置く場所(港かビーチか)の交渉も必要ですし、メンテナンス用のスペース(船を上げるところ)も契約しないと。

購入だけで数百万、維持費に一体いくらかかるんだ。
港やメンテナンス用スペースも月額1万とかかかってくるでしょうしね。

「ちょっとメンテナンスを」と港に船上げ下げするだけで1万くらい飛びます。
本当お金かかりますな。
故障しないことを祈るばかり。

抜け道としては、乗り合いスタイルを貫く。
乗り合いなのでポイントは選べないでしょうが、乗り合い費を払えば、営業が成り立ちます。

もしくは石垣島でビーチダイブするとか。
リーフ超えないと普段のポイントへはエントリーできないのでかなりかたよるでしょうね。

まとめると、船の購入代金、メンテナンス代、置く場所、メンテナンススペース代が数百万レベルでかかります。

送迎、器材を運ぶ車

続いては車。
石垣島だとどこへ行くにも30分程度。
「うち送迎できますよ」と言えるかどうかで、天と地ほど違いが出ます。

「送迎できません。自分できてください」だと相当お客さん逃げます。

送迎用の車が1台。器材やタンクを運ぶ車が1台。
ビーチや港に入れて器材/タンクもつめる兼用車を買ってもいいのですが。
自家用車を使う前提でも2台は必要。

お客さん迎えに行ってる間に、1人は器材準備してとなると。
車購入するのに中古でも50万〜しますよね。
大きいハイエースタイプならなおさらです。

送迎用/器材を運ぶ車やトラックの購入代金が必要。

燃料費

燃料費について。
ボートを買うならボート用の軽油だか重油。
ポイントにバリエーションがあればそれだけ移動も伴います。

石垣島の場合、北側、西側、南側と季節や風向きに応じて出港する場所を変えることで、
年中ダイビングが可能です。冬寒いんだけど。

となると船をまわしたり移動は確実に増えます。
1つの場所にずっと船を置いておくっていうのは町のショップ(港から出港)のスタイル。

これに送迎や普段の買い出しなどに使う車の燃料費も。

ハイエースで週2回軽油したら1回6000円として週12000円。
月48000円ですから年間576000円。
すさまじいですね。

ボートの燃料費(軽油/重油)、送迎や移動車のガソリン代がかかります。

スタッフの人件費

オーナー1人でお店をやりくりするのは相当厳しいのではないでしょうか。
夫婦で経営もしくは、スタッフを1人以上雇うスタイルが多いです。

夏だけお店を営業しますか?夏だけスタッフを雇用しますか?

どういうスタイルにせよ、人を雇うので人件費がかかります。
幸い?ダイビング業界は薄給で有名。見習いだと月5万とか10万以下、プロに成っても10万スタートとかザラです。

それだけ他にお金がかかるのでしょうが、雇われる側もこれでは続きません。
会社として保険や福利厚生を充実させている場合を除き、とても良い状態とは言えません。

雇う側にとってはある意味いい状況なのかもしれませんね。

オーナーが無給、インストラクターのスタッフ1人10万/月で雇えたとして
年間120万です。

毎月のスタッフ雇用(人件費)がかかります。

器材を揃える

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メニューはどうしましょう?

体験ダイビング、スノーケル、ファンダイビング、講習、カヤッキングとかもやっちゃいますか?

器材が必要です。買わなきゃいけません。

一番高価なダイビング重器材も5万〜かかります(MIC21とか見てみてね)
ショップ向けのセール使えばウエット1万、レギュ&BC3万、3点セット1万とかいけそうですが。

サイズもXXS(子供)、XS,S,M,L,XL(女性から男性まで)展開は豊富にしておかないと。

すごく疑問なのが、このサイズをどれだけ揃えるかということ。
自分のターゲットにしたい層と、実際にくるお客さんの層は必ずしも一致しない。

20~30代の男女カップルならXSとS多めで〜とか考えていて、
めちゃ体のでかい人に「あそこのお店いいよ!デブでも大丈夫!」と人気が出る場合もあるかもしれません。

極端な話ですが、この辺難しそうですね。
お客さんを最高で何人連れて行くのか?それ次第。
レンタル少ないファンダイバー向けのお店だと費用抑えられますね。

最悪足りなかったら、近くの大型ショップに借りに行くという方法もありですし。

仮にオーナーとスタッフで最高8人しかのせないスタイルで計算してみましょう。

  • 3点セット(マスク、フィン、スノーケル) 1万円×8
  • 重器材(BC&レギュ) 5万×8
  • ウエットスーツ 1万×8
  • ウエイトベルト
  • ウエイト
  • メッシュバッグ

ざっと60万。

「んなわけあるか!」ってオーナーさんから突っ込まれそうです。
そう。8人分だけ買ったところで、来たお客さんにサイズが合うかどうかわかりません。

体験ダイビングやスノーケルメインなら、子供から、細身の女性、太った男性といろんな客層が。
一体どうやって器材を始めは揃えたんでしょうか。
今度オーナーに聞いてみよう。

顧客の層によって最低限のレンタル器材代がかかります。

ホームページを作る、宣伝費

独立する以前に、絶大な人気があるとか、固定ファンめちゃ多い場合を除き、
開店したところでお客さんきません。

ぼくのブログも一緒ですね。
コツコツ記事を書いて発信して行って、定期的に読んでくれるお客さんが増えていきます。そう願いたいw

宣伝はどうしますか?ホームページ自分で作りますか?

自分で作るなら知識も必要だし、パッと作れても顧客情報やセキュリティまで考えて運営するとなると
専門でもない限り大変ですよ。

ホームページ作るのに何十万。
「ホームページできた!安心」じゃダメですよ。
つくってからが勝負ですからね!

維持費と運営費にその都度数千円〜数万はかかりますよ。
自分から発信していかないと誰もホームページなんか見てくれませんよ。

お客さん来ないからって広告うちはじめると、1ページ10万とか50万とか余裕でありますね。
露出する媒体数が増えれば増えるほど費用はかさみます。

費用対効果もわからないまま広告を出し続け、でもお客さん来ないし・・・
ってスパイラルが一番まずい。

それで価格だけを安くすると、一時的にお客さんは来るでしょうが、一時的に終わる可能性が大きい。
「安い」が目的できているわけですからね。

個性を出すっていうことが本当に難しい業界だと働きながら思います。
実際雑誌の広告とか見ても「いつも全部一緒やん!」と思いませんか?

結局はオーナーやスタッフ個人の魅力が、そのお店の良し悪しを左右します。
人です。

ぼくなら遅くても開店1年前からホームページを”公開”して記事を充実させ、お店のオープンまでにWeb上からの見込み客をつくります。
できる限り広告はうちません。頼りません。

もしくは雑誌や媒体に広告を打つより、FacebookやYoutubeなど具体的なターゲットを決めて広告出します。
もちろんお店開くんだから地道に人と出会って広めてもらう準備も。

それでコツコツ発信して、開店した時に少しでも見込みきゃくのお客さんが来てくれたらいいなレベルです。
そこに頼るわけでもなく、あくまで事前準備としてできることはするということ。

ホームページ作成や維持費、広告宣伝費で数十万はかかります。

あとがき

真剣に独立を考える人なら「もっとかかるよ。あれとこれとさ・・」ってなりますよね。

ざっと最低必要なものを考えただけで、500万くらいは必要じゃないですかこれ。

よく言われるのは、ダイビングショップの開店資金は1000万円

ちなみにショップのオーナーは、投資してくれる資金源があったり脱サラして退職金でって人わりと多いです。

夫婦経営の場合、子供つくらないでペット飼っている人多いです。
子供はいいやって人が多いのか、お金の理由もあるのか。

それだけお金が必要な仕事みたいです。
書いていて実感しました。

ダイビングは大好きなだけに、今後どうやって食っていくかを真剣に考えますねこれ。
ぞっとしますよマジで。

さーてこれからどうすっかな・・・w

独立を考えている人は参考にしてみてください。

以上、しんやりょうでした。

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